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制震ダンパーとは?必要?不要?

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地震
オタロー
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こんにちは、二世帯住宅建築中のオタローです。
今回は、制震ダンパーのお話です。

先日、上棟も終わり、電気配線の打ち合わせに現地に行くと、制震ダンパーがところどころ付けてました~。

オタロー
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制震ダンパーって、なんかカッコいいですね(*´▽`*)

私は、家を建てよう!と思ったときに、いろいろなハウスメーカーや工務店に相談に行きましたが、「制震ダンパーを勧めているところ」と、そこまで震ダンパーを勧めていないところ」があり、制震ダンパーを付けるか?付けないか?結構悩み、我が家の場合は、最終的に「制震ダンパーを付ける」ことにしました。

これから家を建てようと思われている方も制震ダンパーは付けられたほうが良いかと思います。

制震ダンパーとは?

そもそも、制震ダンパーとは?と言うと、制震ダンパーは、繰り返し起きる地震の揺れを抑えてくれる装置です。

制震【セイシン】は、耐震【タイシン】とは違います。
耐震【タイシン】は、地震に対する建築構造物や土木構造物の破壊や損傷を防ぐ措置です。

制震ダンパーのメリットとデメリット

地震の揺れを抑えてくれるなら、制震ダンパー絶対付けたほうが良いじゃん!と思うと思いますが、実はメリットとデメリットがあります。

制震ダンパーのメリット

  • 地震の揺れを抑えてくれる
  • なんかカッコいい♪(最終的には壁や断熱材によって見えなくなります笑)

制震ダンパーのデメリット

  • 50万~100万円ほどのコストがかかる
  • 実際の制震ダンパーの効果があったかが分かりにくい
  • 制震ダンパーが劣化してしまう可能性がある
  • 制震ダンパーをつけたからと言って耐震性が上がるわけではない

制震ダンパーは必要?不要?

制震ダンパーのメリットとデメリットを見てもらったらわかるように、制震ダンパーは、コストがかかる割に効果が分かりにくいというデメリットがあります。

また、制震ダンパー自体が劣化してしまう事も考えられるため、もし、数十年後に地震が起きたときには劣化して効果がなかった!という事も考えられます。

そんな、不確かな物に、お金かけれるか!と言う方もおられるかと思いますが、これから長年住むであろう家に数十万円で保険をかけたと思えば気持ち的にも安心できますし、もしもの時の為に、私は制震ダンパーは必要だと思います。

制震ダンパーより大切な物!!

制震ダンパー付けたから「地震がきても大丈夫!」「地震対策は完璧」と安心してはいけません。

制震ダンパーはあくまでも、地震の中でも連続した揺れを抑えてくれる装置です。

地震に耐えれるか耐えれないかは、制震性ではなく耐震性が大事になってきます。

建築基準法では、耐震等級1を満たしておけば大丈夫ですが、耐震等級1の家を建てるハウスメーカーや工務店はほぼほぼないと思いますが、最近では耐震等級2や耐震等級3程度(耐震等級3ではない!)をうたっているハウスメーカーや工務店が多く存在します。

そのような耐震等級3(最高水準)を満たしていない会社でも平気に制震ダンパーを勧めていたり、標準でついているハウスメーカーや工務店も存在します。

あくまでも、制震ダンパーは耐震性能があってから発揮できる装置だと私は思っています。

耐震等級3に満たない家でも制震ダンパーが、ないより、あったほうが良いかもしれませんが、耐震等級3に満たない家にお金をかけて制震ダンパーを付けるぐらいなら、耐震等級3の家を建てれるハウスメーカーや工務店で家を建てるか、お金や労力をかけて耐震等級3の家を建ててもらった方が断然良い家が建つかと思います。

以上、制震ダンパーについてでした♪

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