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断熱材セルロースファイバーの魅力は?メリットとデメリット

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断熱

我が家の工事も着々と進んでおり、先日ようやく断熱材が施工されました~。

断熱材って、外の暑さや寒さが家の中に入ってこないように守ってくれる、とても大切な物だという事は分かりますが、一言で断熱材と言っても「グラスウール」「ロックウール」「セルロースファイバー」「羊毛」「炭化コルク」「ポリスチレンフォーム」「硬質ウレタンフォーム」「フェノールフォーム」などなど、種類が沢山あってどの断熱材を選んでいいのか分からないですよね。

私がお願いしているハウスメーカー(工務店)では、標準の断熱材が「硬質ウレタンフォーム」で、オプションで「セルロースファイバー」が選べたのですが、私は、オプションオプション代金を払って「セルロースファイバー」を選びました~。

なぜ、セルロースファイバーを選んだのか?というと、「硬質ウレタンフォーム」も魅力的だったんですが、セルロースファイバーの付加価値に魅力を感じたからです。

そこで、今回はセルロースファイバーの魅力についてまとめていきたいと思います。

セルロースファイバーとは?

セルロースファイバーは、新聞紙や段ボールなどの天然繊維(パルプ)で出来た断熱材です。

セルロースファイバーの魅力(メリット)は?

それでは、セルロースファイバーの魅力をまとめていきますね。

歴史的にも安心

日本の住宅で断熱材が義務付けられるようになったのは、1989年ごろと言われており、日本の断熱材の歴史はとても浅いんですよね。

そして、当初優れた断熱材と言われていた物も、発がん性物質が含まれていたり、
カビや湿気で断熱材にキノコが生えてしまったりといろいろ問題になったこともあるようです。

その点、セルロースファイバーは、アメリカでは最も多く使われている断熱材で1970年ぐらいから一般的に使われるようになり、今も使われているという事は、断熱材の歴史から見ても安心して使える断熱材なのではないでしょうか。

断熱効果

熱の伝わりにくさを計る熱伝導率というモノがありますが、セルロースファイバーの熱伝導率でいうと0.04W/m・Kです。
(我が家はアップルゲート社のセルロースファイバーで熱伝導率は0.0398W/m・Kです。)

熱伝導率の数値が小さいほど熱を通しにくくなるのですが、数値で言うとセルロースファイバーは、グラスウールと同等か、グラスウールよりも少し良いぐらいで断熱材として優れています。

安定した施工技術

どんなに優れた断熱材でも、隙間だらけでスカスカに施工しても、本来の断熱効果を発揮することができません。

セルロースファイバーの施工は、特殊な機械を使うため、専門の業者の専門的な知識を学んだ職人さんが施工を行いますので、しっかりとした基準を元に施工を行います。

窓の冊子のスキマにもぎっしりと断熱材が入っています。

防火性能

セルロースファイバーにはホウ酸が含まれており、防燃処理がされています。

調湿効果

新聞紙や段ボールなどの木質で出来たセルロースファイバーは、木と同じように湿気を吸ったり、放出してくれたりとしてくれますので調湿効果もあるうえ、水蒸気を透過するため結露を抑えてくれる効果があります。

防虫・防カビ効果

セルロースファイバーには、ホウ酸が含まれていますので、害虫(ゴキブリやシロアリやダニ)を寄せ付けません。
また、ホウ酸はカビ菌も死滅させてくれます。

防音効果

セルロースファイバー自体が、音を吸収する効果があるうえ、隙間なくびっしりと吹き込み、吹き付けされているため、防音効果に優れています。

健康被害が少ない

自然素材でできているため、ホルムアルデヒドによるシックハウス症候群などの心配がありません。

セルロースファイバーの欠点(デメリット)は?

逆に、セルロースファイバーの欠点は?というと、、、

セルロースファイバー自体の価格がグラスウールやロックウールに比べて高価になります。

また、セルロースファイバーの施工は、誰でもできるわけではなく、専門業者にお願いしないといけない為、人件費などのコストもかかってしまいます。

その他にも、規定通り施工しないと長期的に見るとセルロースファイバー自体の重みで沈下してしまう場合がありますが、セルロースファイバーの沈下は最大のデメリットであるため、各社沈下しないように様々な工夫していますので、そこまで心配する必要はないように思います。

断熱材セルロースファイバーの魅力は?まとめ

セルロースファイバーの魅力と欠点をまとめてみましたが、セルロースファイバーは欠点はありますが、欠点以上の魅力があり、個人的にはとてもオススメの断熱材です。

ただ、日本での普及率は低く、どこのハウスメーカー(工務店)でもセルロースファイバーの断熱材が使える!と言うわけではありませんので、もし、セルロースファイバーに魅力を感じた場合は、お近くのハウスメーカー(工務店)でセルロースファイバーを取り扱っている業者を探してみてください♪

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