こんにちは、オタローです。
今回は、断熱材のセルロースファイバーの施工方法の違いについてのお話です。
前回は、断熱材のセルロースファイバーのメリット・デメリットについてまとめましたが、今回はセルロースファイバーの施工方法の違いについてまとめていきたいと思います。
セルロースファイバーの施工方法
セルロースファイバーの施工する方法は、大きく分けて「吹き込み」と「吹き付け」の2つがあります。
セルロースファイバー吹き付け
吹き付けは、壁に向かってキャノン法のようなものでセルロースファイバーを巻き散らかしていく感じです。
セルロースファイバー吹き込み
吹き込みは、壁にシートのような物を張り、袋状にして、袋状のシートの中にセルロースファイバーを入れていく感じです。
吹き付けのメリットとデメリット
吹き付けのメリット
吹き付けのメリットは、壁に吹き付けていくため、小さな隙間までセルロースファイバーを吹き付けることができます。
吹き付けのデメリット
吹き付けのデメリットは、散らかります(笑)
家、汚してるの!?と思うぐらい、セルロースファイバーだらけです(笑)
こんなに散らかっているのに、作業中現場をのぞかせてもらいましたが、空気は全然埃っぽくなく、臭いも全然しませんでした!
そして、もう一つのデメリットは、衝撃に弱い!!という事です。
石膏ボードを張るまでは、断熱材がむき出しなので、作業の工程で建材がぶつかったら断熱材がボロボロになります!!
断熱材に穴が開いている画像がは衝撃的ですが、実は、この穴1週間ぐらいずっ~と空きっぱなしなんです。
何が言いたいかと言うと、セルロースファイバーの吹き付けは型崩れしにくい!という事です。
この感じだとなかなか沈下しないだろうな~。と思いました。
また、建材で空いた穴箇所は、予備のセルロースファイバーがあるみたいで、石膏ボードを張る前に大工さんが埋めてから石膏ボードを貼ってくれますので安心です。
吹き込みのメリットとデメリット
吹き込みのメリット
吹き付けと違い、袋状にしたシートの中に吹き込んでいくので建材で穴が開いてしまったりすることがありません。
吹き込みのデメリット
窓の冊子の間などは、セルロースファイバーを吹き込むことができないので、断熱材が入っていないことがあります。
もし、断熱されていない場合は、ウレタン等で断熱をしてください。
セルロースファイバー吹き付けと吹き込みどっちが良いの?
結局のところ、セルロースファイバーは吹き付けと吹き込みどちらが良いのか?というと、どちらでも大丈夫ですが、吹き込みの場合は、窓枠など細かな隙間には気を付けたほうが良いかもしれませんね。
セルロースファイバーを検討されている方は、参考にしていただけたらと思います。
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