
こんにちは、オタローです。
今回は地盤調査についてのお話です。
先日、古家の解体も無事に終わり、地盤調査を行いました~。
そもそも、地盤調査って何??地盤調査って必要なの??ということで、今回は地盤調査についてまとめていきたいと思います。
地盤調査って何?
地盤調査とは、家を建てる地面(地盤)の強度を調べる検査です。
どんなに、家が丈夫でしっかりしていても、家を建てる地面(地盤)がしっかりとしていないと、地盤沈下してしまい家が傾いたり倒壊してしまう恐れがあります。
そうならないように、家を建てる前に家の基礎となる地盤の検査を行うのが地盤調査です。
地盤調査って必要?
地盤調査には、地盤の強度を検査するだけでなく、もし仮に地盤が弱かった場合には、安全に建てるためにはどうすればよいか?どのように改良工事をすれば、安全に家を建てれるか?等を把握する目的もあり、地盤調査はこれから家を建てるうえでは大事な工程なのです。
また、2000年に住宅の品質確保の促進等に関する法律が施行され、家を施工する業者は、お引渡し後10年以内に住宅に瑕疵が見つかった場合は、無償で補修や保証をしなくてはならないという瑕疵担保責任が課されるようになっています。
施工業者側も、もしもの時(瑕疵が見つかった時など)のリスクを考え、施工業者を守るための保険、瑕疵担保保険に加入するのですが、その瑕疵担保保険に加入するには、地盤調査が必須条件となっています。
そのため、地盤調査は施主と施工業者の両方を守るためにもとっても必要な調査なのです。
逆に、地盤調査を行わない施工業者があった場合は、瑕疵担保保険に加入していない業者ですので、今後の事を考えてもそのような業者では家を建てないほうが良いかと思います。
地盤調査の方法
地盤を調査する方法として、「ボーリング」や「標準貫入試験」や「平板載荷試験」などの種類があるようですが、一般的なお家は、ほぼほぼ「スウェーデン式サウンディング試験」になるようです。
我が家も普通の家なので「スウェーデン式サウンディング試験」で地盤調査を行ってもらいました。
スウェーデン式サウンディング試験とは?
スウェーデン式サウンディング試験は、先端がスクリュー上になった鉄の棒を地面に沈めていき、スクリューの沈みやすさをスクリューの回転数などで計算し、地盤の固さを計ります。(固い地盤だとスクリューが沈みにくく回転数が増え、柔らかい地盤だとスクリューが簡単に沈み回転数が少なくなるようです。)
スウェーデン式サウンディング試験の方法とは?
スウェーデン式サウンディング試験の方法と概要です。
検査の方法は、
↓こんなやつを
↓こんな機械の先端に付けて
↓こんな箇所を
↓こんな感じで検査していきます
スウェーデン式サウンディング試験のデーター
我が家の土地(赤丸のNo.1~No.5の5か所)をスウェーデン式サウンディング試験したデーターです。

ん~。イマイチ見方が分からない(笑)
詳しいことは分かりませんが、N値の数字が5以下だと我が家の場合、何らかの地盤改良工事が必要のようです。
我が家の場合、「No.1」と「No.2」の箇所のN値の数値が5以下だったため、改良工事が必要となり、どんな改良工事が必要になるのかドキドキ、、、。
スウェーデン式サウンディング試験の結果
そして、地盤調査の結果、数値的にバラつきがあるものの軟弱層は比較的少ない状況ですが、隣地との高低差が大きいことから注意を要する地盤状態である。よって、部分転圧が必要!とのことです。

地盤改良の中では一番簡単な改良工事になるみたいです。
良かった~。
地盤調査の費用は?
最後に、今回地盤調査にかかった費用ですが、、、。
5万円ぐらいだったと思います。
個別で領収書を頂いていないので、ちょっと確認します(笑)
地盤調査の方法と費用は?実際に地盤調査をやってみた!まとめ
地盤調査は、地味な作業ですが家を建てるうえでは、欠かせない、とても大切な工程だという事が分かりました。
皆さんも、これから家を建てられる方はしっかりと地盤調査を行ってくださいね。
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